


1. 問題点、導入の目的
NOK 株式会社Oリング事業部(以下、NOK)は、品質、コスト、コンプライアンス、その他、計6つの項目の強化に重点を置いたQCDES-Cの事業部方針に従い、PC 系、オープン系等多数存在していたシステムを一つのサーバーに統合・再構築する検討を始めました。
2. 解決方法の検討、決定 / ベル・データからの提案
統合化を進めるにあたっては、ベル・データを含め数社へ相談し、提案を受けましたが、NOKでおおよそイメージしていた仮想化統合といった意図を汲み取り、汎用性・拡張性に優れたVMwareを提案したのは、ベル・データだけでした。
また、以前、別のサーバーを構築した際の、エンジニアの高い技術力や、導入後の良質なサポートにより、信頼感が強かったことも、大きな決め手となり、ベル・データを採用するに至りました。
3. 導入成果・現状
まず、導入後今まで障害が一度もなく、安定稼働が継続できているという点は格段に良くなった部分だと思います。
管理運用面で言うと、導入前はサーバーが沢山あったために、それぞれのメンテナンス対応、保守期限の管理等が煩雑になっていましたが、2台のサーバーへ仮想化統合したことによりそれらが大幅に解消されました。
また、それぞれのサーバーには敢えて未使用の区画を用意することで、テスト環境として使用できるだけでなく、メンテナンス対象の区画を一時的に、もう1台のサーバーの未使用区画へ待避させることで、メンテナンス中も機能を停止させることなく通常運用が可能となりました。
さらに、導入の際、単にシステムを載せ替えるだけでなく、将来性も考えた上でサーバーを見積もってもらったことで、十分なスペックを確保し、処理スピードも上がったことは思わぬ成果物でした。
これまでバラバラに行っていたメンテナンス、その他、人件費、電気代、冷却用の空調代諸々をトータル的に見た時のコスト面でも、メリットはあったと感じています。

4. 将来展望・今後の課題
将来的には、やはり障害対策という点でしょうか。現状、障害発生時は手動でサーバーの切り換えを行わなければいけないので、フェイルオーバーによる自動切り換え等、より高いレベルでの障害対策を実現できればと考えています。
また、テープ媒体等でのバックアップによる災害対策も進めていく予定です。
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NOK株式会社
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会社概要
当事業部はオイルシール、Oリングを始めとする機能部品の総合部品メーカー『NOK』の中で、Oリングを生産しています。
Oリングはシール性、組込性、コストなどの点から、最も汎用性のある部品として、主力である自動車他、ガス、水道、建農機、電機等あらゆる業界分野に広く使用されています。
形状は簡単ですが、ゴム材料、サイズの種類が非常に多く、毎月約1万5千種を生産しています。
