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日経産業新聞掲載記事

シンクライアント・システム ベル・データ、半額で提供

欧社製の基盤ソフト採用

IT(情報技術)機器販売・保守のベル・データ(東京・新宿、小野寺洋社長)は、記憶装置を持たない端末を使うシンクライアント方式で価格を大幅に抑えたシステムの提供を始める。端末1台あたり約10万円から導入可能で、大手より最大で約5割安いという。

サーバーに搭載する基盤ソフト(ミドルウェア)にライセンス料が格安の欧社製品を採用するなどしてコストを抑えた。中堅企業を中心に年1万件の受注獲得を目指す。

 

新システムはシンクライアント端末とサーバー、基盤ソフトで構成し、導入サービスと合わせて提供する。ディスプレーは別途必要。端末をサーバーに接続し、サーバー上で稼動する応用ソフトを共同で利用する仕組み。サーバー上に利用者ごとの仮想パソコンを設ける方式よりシステム構成が簡単で、事務作業などに向く。

応用ソフトの共同利用に必要な基盤ソフトは、2Xソフトウェア社(マルタ)の製品を利用。2X社は欧米では実績があるが、日本向けの営業は手薄で導入事例も少ないという。販路を開拓したい2Xがベル・データに採用を働きかけ、同社が新システムを開発した。

ソフトのライセンス料は導入するサーバー1台ごとに支払う。同様のシンクライアントシステムで一般的な基盤ソフトでは、ユーザーごとにライセンス料が必要な場合が大半。サーバー1台に30人前後が接続する一般的な利用状況で比べると、1人あたり4万円前後割安になるという。

端末はシンクライアント端末で中国首位の福建升騰資訊から調達。同程度の性能の従来機種と比べて1万円前後割安という。2種類の端末を用意するが、高機能タイプは国内初の投入となる。低価格ノートパソコンタイプの端末も用意するほか、ソフトの期間貸し(ASP)方式でのサービス提供も検討。中堅企業の幅広い需要に対応して顧客を開拓する。

 

 

(2009年7 月24 日 日経産業新聞 7面) 

 

 

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