Wilcomm
概 要

iSeries の スプールファイルは、長い間 iSeries 専用プリンタで印刷する以外には出力する手段がありませんでした。 ウィルコムは、そんな iSeries 環境に革命をもたらしました。スプールファイルは iSeries のクローズされた世界から解放され、 オーバーレイ処理によって整形された後、メール/ファックス/PC プリンタ印刷/電子保管と自在に自動配信されます。 会社業務に必要な配信機能を全て備えていますので、対外的配信のみならず、社内文書配信にも十分にご使用いただけます。 また、ウィルコムの配信サービス(メール/ファックス/PC プリンタ印刷/電子保管 )は、すべて同じユーザー・インターフェイス でお使いいただける上、必要なサービスだけをご購入いただけます。必要に応じて後からサービスを追加することもできますので、 複数のツールを平行使用するような煩雑さがありません。
1. メール配信 (ウィルメール : WilMail)
スプールファイル→オーバーレイ処理→ PDF/CSV/TXT/XLS →メール添付配信。
そのままテキスト形式にてメール本文として配信することもできます。
また、ウィルメールのメール受信機能が多彩なアプリケーション開発を可能にします。メール受信の都度iSeries 上の ユーザー・アプリケーションを自動実行させることができますので、メールによる自動受注システム等の構築が可能になります。
社内帳票もメール配信してはいかがでしょう・・・・・
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2. ファックス配信 (ウィルファックス : WilFax)
スプールファイル→オーバーレイ処理→自動ファックス配信。
印刷→手動ファックスといった業務を廃止することが可能です。注文書等の対外的配信に最適です。
手作業によるファックス作業 → 自動ファックス
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3. PC プリンタ印刷 (ウィルプリント : WilPrint)
スプールファイル→オーバーレイ処理→ PC プリンタ印刷。
5577エミュレーションを必要とせず、メーカーに依存しない PC プリンタ印刷を可能にします。
ネットワーク上の PC プリンタを有効利用することができます・・・・・
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4. 電子保管 (ウィルファイル : WilFile)
スプールファイル→オーバーレイ処理→ PDF/CSV/XLS/DocuWorks(XDW) →保管。
ウィルファックスやウィルメールとのコンビネーションで、配信と同時に電子保管を行うことができます。 社内帳票の一元管理も可能になります。 保管先フォルダ、フォルダ階層も設定に従って自動生成しますので、 仕分け保管が可能になります。スプールデータ内に印字されている文字列を使用して保管フォルダ名・保管 ファイル名を決定することもできますので、後々の検索が容易になります。
**Acrobat PDF 保管には、Adobe Acrobat 製品版ライセンスが別途必要です。
**XEROX DocuWorks XDW 保管には、XEROX DocuWorks のライセンスが別途必要です。
**Microsoft Office Excel 形式のファイルを電子保管する場合は、オプションツール「Spread Sheet Builder」が必要です。
検索時間が大幅に短縮されます・・・・・

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5. CSV Conversion Tool (CSV メール配信ツール)
データベース→ CSV →メール添付配信 or IFS 保管。
(メール配信には WilMail が必要)
iSeries 上のデータベースを CSV 変換して、メール配信/電子保管する iSeries コマンドをご提供します。 コマンドのパラメータにターゲットのデータベース名/ライブラリ/メンバー等の他、配信先のメールアドレス/保管先パス を指定して実行するだけです。CL コマンドですので、バッチ CL を作成していただければ、必要な方に必要なデータを 効率よく配信することが可能になります。
**ウィルメール(WilMail)の導入が前提となります。
**CSV を電子保管は、iSeries IFS への保管となります。
Excel 再入力が不要になります・・・・・
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6. オーバーレイ機能 (フォーム・デザイナー : Forms Designer)
PC上に作成する汎用的電子フォーマット。
フォーム・デザイナーにより、レイアウトフリーな電子フォーマットを作成することができます。フォントの指定・サイズ ・色の指定はもちろん、図形描画・ロゴ等の画像を自在に貼りつけることができます。二次元バーコード(QR Code) を含めた バーコードの指定が簡単に行えます。 Microsofr Office Word や Excel で文書を作成する感覚でオーバーレイ・フォーマット を作成することができます。対外的フォーマットから社内用フォーマットまで、自由に作成することができます。(オーバーレイ詳細へ)
汎用的なオーバーレイは、プリンタを選びません !
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7. スプールファイルの Excel コンバージョン機能 (スプレッドシート・ビルダー : Spreadsheet Builder)
スプールファイル→オーバーレイ処理→ XLS//CSV →メール添付配信/保管。
スプールファイルを Excel シートに貼り付けて、メール配信或いは電子保管するための定義を作成します。(WilMail 或いは WIlFile が必要)
スプールデータを Excel 上のどの列・行にセットするのかを定義します。定義に従ってウィルコムは、Excel の第一シートにスプールデータ
をセットします。第1シートのデータ値によって、第2・第3シートでグラフを生成するようなテンプレートを作成しておけば、月次レポートの
生成も自動化できるようになります。
印刷することなく、すぐにデータ分析に取り掛かることができます。
業務効率を上げながら、エコロジー !
**ウィルプリント(WilPrint)、ウィルファックス(WilFax)では動作いたしません。

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8. 操作性
必要となる操作は、iSeries 上の ウィルコム用 OUTQ にスプールファイルを投入するだけです。特殊なコマンドを実行したりする必要はありません。
以降の処理は、全てウィルコムが送信先、送信方法を判別し、自動配信します。
また、配信結果は全て iSeries 上に用意された照会画面プログラムで確認でき、エラー時の柔軟な再配信を行うことも可能です。
構成
ウィルコムは、iSeries と PC が連携して動作いたします。
iSeries 側の処理は、スプールファイルを PC データに変換してログ管理を行います。
実際の配信処理は、PC 側のウィルコムが行います。
<<動作環境>>
System i(AS/400)
OS400(i5 OS) Ver.4.5 以上
TCP/IP を使用している環境 (TCP/IP Server : NetServer を使用)
PC
Windows2000 / XP / 2003
Pentium4 2GHz 以上/ディスク容量 50GB 以上/メモリ 1GB 以上
FAX の場合は、PCIパススロットの空きが必要。

①ウィルコムは、iSeries 上のウィルコム用 OUTQ にスプールが投入されることで、動作を開始します。iSeries 上で 稼動する「WIlCommAS」が OUTQ に投入されたスプールを自動的にインターセプトします。特別なコマンドを発行したりする 必要はありません。アプリケーションが、スプールをウィルコム用 OUTQ にスプールを投入するだけです。
②iSeries 上で稼動する「WIlCommAS」は、スプールをステータス管理 DB に書き出します。このステータス管理 DB は、 配信結果を管理するデータベースで、照会プログラムで配信状況を確認することができます。
③同時に PC コードにデータ変換が行われ、IFS 上にあるウィルコム用フォルダに書き出します。IFS 上のウィルコム用 フォルダは、PC サイドからはネットワークドライブとして接続されています。(**ドライブ接続は、OS400 が提供するネット サーバー・サービスを使用します。)
④PC 側で稼動するサーバーモジュール「WilComm Server」が、③で PC データに変換されたスプールデータを受け取ります。 PC 側に事前に作成されたオーバーレイフォームや、配信定義を参照しながら、受け取ったスプールデータを、どのように配信す るかを判断して、メール配信モジュール「WilMail」、FAX 配信モジュール「WilFax」、印刷モジュール「WilPrint」、電子保管 モジュール「WilFile」にデータを受け渡します。
⑤メール配信モジュール「WilMail」
対象スプールデータをメール配信します。配信定義に従って、スプールデータをオーバーレイフォームにマッピングするか、
エクセルファイルに変換するか、或いはテキストファイルにするかを判断します。オーバーレイフォームにマッピングした
場合は、更に Acrobat PDF ファイルに変換されます。生成された各ファイルは、メールの添付ファイルとして配信されます。
メール配信の準備が整うと、メールサーバー(SMTP)に接続してメールが受け渡されます。
⑥FAX 配信モジュール「WilFax」
対象スプールデータをファックス配信します。配信定義に従って、スプールデータをオーバーレイフォームにマッピングして
送信します。スプールデータイメージのまま送信することも可能です。FAX 配信の準備が整うと、PC 本体に装着されている
FAX カードから直接配信されます。FAX カードは用途に合わせて複数回線を同時使用することができます。(***FAX カード
の回線数は、1/2/4/8 から選択することができます。)
⑦印刷モジュール「WilPrint」
対象スプールデータを PC プリンタに印刷します。配信定義に従って、スプールデータをオーバーレイフォームにマッピング
して印刷します。スプールデータイメージのまま A4 カット紙等に印刷することも可能です。PC プリンタは、ウィルコムの
PC Server にインストールが完了している必要があります。ウィルコムの印刷機能は、通常の PC 印刷ですので、5577
エミュレーションを必要としません。プリンタメーカーに依存しない印刷処理が可能になります。
(***遠隔地への印刷を想定した場合、ネットワークスピードを考慮する必要があります。)
⑧電子保管モジュール「WilFile」
対象スプールデータを電子保管します。配信定義に従って、スプールデータをオーバーレイフォームにマッピングするか、
エクセルファイルに変換するか、或いはテキストファイルにするかを判断します。オーバーレイフォームにマッピングした場合は、
更に Acrobat PDF ファイルもしくは、XEROX DocuWorks XDW ファイルに変換されます。保管先は、ウィルコム PC Server 内ても
ネットワーク上のファイルサーバーでもかまいません。iSeries のアウトプットをネットワーク上で一元管理し、共有することが
可能になります。取引先に FAX やメールで配信されるドキュメントを、社内控えとして同時に保管してくれます。
<<結果管理>>
⑤~⑧で配信された結果情報は、図中の赤矢印をたどって iSeries 内のステータス管理 DB に更新されます。送信エラーが発生 した場合、ステータス管理 DB の照会プログラムから、再送信指示を出すことができます。
<<宛先の決定方法>>
宛先とは、FAX送信の場合は電話番号、メール配信の場合はメールアドレス、印刷の場合はプリンタ名、電子保管の場合は保管先パスを意味します。
ウィルコムの宛先決定方法は大きく2通りあります。
1)ウィルコム用アドレス帳を作成する
スプール内に印字されている取引先コード、部門コード等をキーに宛先をアドレス帳に事前登録しておきます。配信処理を実行 する際にスプールデータ内のデータ値から、アドレス帳を検索して宛先を決定します。スプールデータのどの位置から、そのキー値 を読み取るかは自在に設定できます。
2)スプール内に印字されたアドレスを読み取る
この方法を採用するためには、スプールに宛先が印字されている必要があります。FAX送信の場合は電話番号、メール配信の場合は メールアドレス、印刷の場合はプリンタ名、電子保管の場合は保管先パスが印字されていない場合は、スプールを出力かるアプリケー ション・プログラムを改訂して該当する宛先情報を印字するようにしておきます。印字位置は、自由に設定することができます。
**アドレス帳を採用すると、キーとなる取引先コード等に対応する宛先情報は iSeries 上のマスターデータ項目である可能性があります。 その場合、マスターデータとアドレス帳の同期管理が必要となりますので、管理が難しいかも知れません。マスターデータのみでコントロール 可能な 2) の方法を採用することが望ましいかも知れません。
オーバーレイ
ウィルコムのオーバーレイフォームは、ウィルコム・フォームス・デザイナーによって作成するレイアウトフリーな電子フォーマットです。 PC 上でオーバーレイ処理が実行されるため、配信方法やプリンタ等の機種に依存しない汎用的なオーバーレイをご提供いたします。 また、スプールデータからオーバーレイフォームへのマッピングも自在です。従って、スプールの出力イメージとオーバーレイフォームの イメージは一致している必要がありません。

①画像の貼り付け
ロゴ・社印といった画像データを貼り付けることが簡単に行えます。
②スプールデータ
スプールデータがマッピングされるエリアは変数と呼ばれ、フォント・フォントサイズ・色等が自在に設定できます。
フォーム上の変数は、1つのオブジェクトとして認識されていますので、各々がプロパティ情報を持っていますので、変数単位でその
属性を設定することがでます。
③自由なマッピング
明細出力→合計出力の順に出力されるのが一般的なスプールの出力形体ですが、合計出力→明細出力の順にスプールを生成しようとすると、 アプリケーションの開発が厄介でした。しかし、ウィルコムのマッピング機能は、スプールの出力イメージから受ける制約がありません。 スプールデータ上は最終行に出力されている合計金額を、オーバーレイフォームの上部にマッピングさせることが簡単に行えます。 アプリケーションにおける綿密な印刷設計が不要になります。
④固定情報
スプールデータ上にない文字を固定情報としてオーバーレイフォームに設定することができます。覚書のような定型文言等を設定するの に適しています。固定情報も1つのオブジェクトですので、プロパティでフォント等の設定が自在です。
⑤バーコード
バーコードも1つのオブジェクトとして自在に設定が可能です。コード39/NW7 等の一般的バーコードタイプを設定して、そのバーコードに スプールデータ値をマッピングするだけです。これまで、iSeries からのバーコード出力は、プリンタに依存したものが一般的で、アプリケーション 側で特殊なコマンド発行処理が必要とされていました。プリンタメーカーが変われば、その手法も異なり、アプリケーションの修正が厄介でした。 ウィルコムはバーコード出力のために、アプリケーションをチューニングしていただく必要がありません。PC 上で生成する汎用的なバーコードと言えます。
⑥ダイナミック・イメージ
スプールデータ値に従って、対応する画像データをマッピングすることができます。ここでは、スプールデータ内に出力されてる 商品コードから対応する商品画像データをマッピングしています。社員コードから対応する印鑑画像データをマッピングするようなことも可能になります。
⑦ QR コード
近年、普及著しい QR コードの出力が可能です。QR コードはバーコードとは比較にならないデータ量を1つのコードに変換することが できるため、製造業界などでは伝票全体をこの QR コード1つに収めるような使い方が一般的のようです。携帯電話での QR コードリーダー の普及もあり、QR コードは新たな展開を見せています。エラー訂正機能にも優れているため、いずれバーコードに取って代わることになるかも知れません。
<<マッピング処理>>

プレゼンテーション
お客様のサイトで詳細なご説明、デモンストレーションを行っております。
モバイルノートPCをお持ちし、iSeries(i5)のスプールがFAX/Mail配信される等のデモンストレーションを実際にご覧いただくこが可能です。
是非、お申し出ください。

